覚えておこう通夜式のマナー


お通夜というのは、線香の火を消さないようにしながら故人のそばで過ごす儀式です。

本来の意味は、邪悪な霊が入ってくるのを防いで故人の霊を慰めるためのものとされ、遺族や親族が夜通しで故人を見守るものです。

ですが、翌日は葬儀が予定されていることが多いため、現代は半通夜の形式で行われることが多くなりました。ここでは通夜式のマナーとして、遺族側・参列者側それぞれが知っておきたいことをみていきましょう。

遺族側

まず喪主は席が始まる前に簡単な挨拶をしますが、長くならないように心がけ葬儀の案内なども添えるようにします。

その後は着席したまま参列者からのお悔やみの言葉を受けますが、喪主や遺族はここで弔問客への接待をする必要はなく、失礼にあたることもありません。

気遣うことは、帰ろうとしている弔問客が帰りやすいよう、簡単な挨拶をしてきっかけをつくってあげることが大切です。決して無理に引き止めたりしないようにして下さい。

参列者側

次に、参列者として出席する際のマナーですが、香典はふくさに包んで持参し、受付で渡すときには表の名前を相手側に向けて差し出しましょう。受付がなく祭壇に置く場合は表書きがこちらから読める向きで置きます。

通夜と葬儀どちらも出席する場合、香典は通夜で持参し葬儀では記帳のみ行うのが一般的です。

通夜では故人を偲びながら軽い食事をする「通夜ぶるまい」がふるまわれますが、なるべく受けるようにし一口でもかまいませんので、必ず口をつけるようにするのがマナーです。

長居は避けて、退席の際には遺族に励ましの言葉など軽く挨拶をかけるようにします。最後に再び霊前に拝礼をして焼香をするようにしましょう。

お悔やみの席では、「忌み言葉」として使用しないほうがいいとされるものがあります。
例えば「死ぬ」「死亡」などのダイレクトな言葉です。したがって遺族へ挨拶する際には「永眠された」「お亡くなりに」などの言葉に言い換えることが大切です。


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