葬儀形式について…

葬儀形式には、基本的に直葬・家族葬・一般葬・合同葬・社葬へ分けられます。
どういった形で葬儀を行うか各葬儀形式をご参照いただき参考にして下さい。
また菩提寺(先祖を祀る寺院)のある場合は「仏式葬」、教会で洗礼を受けていれば「キリスト葬」、代々に神社とお付き合いがあれば「神式葬」、創価学会員であれば
儀典長をお迎えし「友人葬」としての葬儀形式となります。

■直葬とは…

式典等(通夜式/葬儀式)は一切行わず、最後の火葬だけを行う葬儀となります。
近年の高齢化等により増えつつある最も簡略化された葬儀形式です。

■一日葬とは…

通夜式は行わず、葬儀告別式のみを行う葬儀形式の事をいいます。式の流れは特に,変わる事はありません。
この場合、祭壇等は通夜に当たる日に飾り付けを行います。ご参列者は葬儀告別式の一日にお集まりいただきます。
＊注意点：菩提寺(先祖を祀る寺院)のある場合、寺院の承諾が必要です(要確認)

【一日葬の流れ】

■家族葬とは…

家族を中心に参列者を限定した葬儀です。式の進行は一般葬と特に変わりはありません。
但し式当日に混乱のないよう会社や町内会等へ「家族葬」との趣旨を必ず伝えましょう。

【家族葬の流れ】

■一般葬とは…

ご遺族ご親族の他、ご近所・友人知人や会社関係へ告知を行い、皆様へご参列いただく　 日本古来からの葬儀形式となります。参列者数により葬儀会場を決定致します。
式の流れについては、宗教者中心にご遺族・参列者の順にお焼香、その後故人を偲んで　 お清め料理をお召し上がりいただき、会葬御礼品をお渡しする形が一般的となります。

【一般葬の流れ】

■合同葬とは…

会社(企業)や団体と遺族が共同で行う葬儀の事をいいます。主に故人が会社経営者や会社貢献者の場合に行う事が多く、会社関係者と遺族が一体となり故人を見送る式典です。

【合同葬の式次第】※仏式の場合

■社葬とは…

会社(企業)が主体となって執り行う葬儀の事をいいます。会社(企業)創業者など発展へ
大きく貢献した故人を讃えて執り行います。
社葬を行う場合、事前にご遺族ご親族により密葬を行う事が一般的です。

【社葬の式次第】※仏式の場合

◆密葬とは…

後に改めて本葬儀(お別れ会や骨葬/大型葬など)を行うことを前提に遺族・親族やごく親しい方のみで行う小規模葬儀の事をいいます。

◆仏式葬とは…

日本の古くから行われている仏教の考えにより執り行われる葬儀です。
僧侶を中心に読経が行われ、数珠を手にお焼香をあげ故人を偲びます。

【仏式葬の式次第】

◆神式葬とは…

日本の伝統的宗教でもある神道の考えに基づいて行われる葬儀の事です。
神道は神職(斎主/さいしゅ)が儀式を主導します。神式祭壇へは海の物・山の物をお供えしお焼香にあたる儀式で、玉串を神前に捧げます。

【神式葬の一般的な式次第】

◆キリスト葬とは…

キリストの信仰に基づいて行われる葬儀の事。大きく分けてカトリックと
プロテスタントの二教派に分かれます。司祭/牧師が司式を行い、故人への祈りや
聖書朗読・賛美を中心に進められます。

◆無宗教葬とは…

宗教的な形式にとらわれず自由な形で執り行われる葬儀です。
例えば故人の好んだ音楽を献奏したり、お写真やお好きだった物などをお飾りし
故人の思い出話などを語り合ったりします。またお焼香や献花を行い最後の
時間を過ごします。費用面でも宗教者がいない為 軽減されます。

【無宗教葬 式次第の一例】