葬儀用語: 位牌とは?

ご家族がお亡くなりになった時には、お通夜から告別式を行う習わしがあり、その後はお骨を壺にいれて墓地に埋葬することが一連の流れです。

国内では宗派による違いはありますが、葬儀の際には僧侶に依頼をして葬儀を進めていくことや、お経を唱えてもらうことにより、葬儀は完了します。

日本特有のこととしては、戒名を僧侶に作ってもらうことが行われており、戒名は文字数によりランクや料金が異なる仕組みが一般的です。戒名を作ってもらっても使用する場面に疑問を感じてしまう方もいますが、通常では別途用意する位牌に名を入れる風習があります。

では位牌とは?という質問に対しては、お亡くなりになった方の分身的な役割を持っていて、墓石ではなく仏壇や自宅内に置いておく使い方なので、毎日のように声を掛けたりお供え物をする際にも位牌を用いることが一般的です。仏教では霊魂が宿るものとして扱われているので、お亡くなりになったご家族の象徴とも言える存在です。

位牌の種類は製造販売を行っている仏具会社や販売店により違いはありますが、素材は耐久性に優れた木材を利用しているものです。台の部分には4つの脚付きのタイプがあれば、2つの脚で作られているもの、脚が存在しない種類も販売されています。

見た目のデザインの種類も豊富にあり、漆塗りを施している位牌や特殊塗料を使っているもの、金を多用している豪華な位牌もあります。

選ぶ際には故人のイメージに合わせて選ぶ方法もあり、位牌には色による違いも多々あるので、性別で選ぶことも間違いではありません。

位牌の種類の中にはサイズも含まれており、一般的に用いられているものは3寸から4寸程度です。戒名の文字数が多い方の場合は、それ以上のサイズのものを購入することで文字のサイズを小さくする必要性が無くなります。

名入れの方法は職人が手書きで書き込む方法や、彫刻を施す方法、最新機器でレーザーでの印字を施す方法などがあり、こちらも位牌の種類の違いや、購入先による違いは生じます。尚、位牌は原則として宗教の宗派とは関係せずに自由に選べるので、見た目の良さや価格との比較をしながら購入する方法も間違いではありません。


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