数珠の意味

数珠

通夜や葬儀で必須とされている数珠ですが、使用しているものの数珠の意味まで詳しく知らないという人は多いはずです。そもそも、数珠は古代インドで信仰されていたヒンドゥー教で用いられていたものだと言えます。

これを使用してお祈りした回数を数える習慣がありました。ヒンドゥー教での習慣が仏教にも受け継がれ、念仏を唱えるときにはこれを用いるようになったと言えます。

数珠は念珠とも呼ばれますが、このことからも念仏を唱えるために使用するものだと分かるはずです。ただ念仏の回数を数えるだけではなく、珠のひとつひとつが人間の煩悩を払ってくれるという意味も込められています。

数珠の珠の数は108個が基本であり、108は人間の煩悩の数と同じです。自分が持っている数珠には108個も珠がついていないと思うかもしれませんが、現代で使用されているものは使いやすさを優先して珠の数が減らされています。

108個の半分の54個、さらに半分にした27個などの個数となっているケースが多く、108個ではないもののこれに関連した数になっていることを知っておきましょう。

使いやすさを考慮して数を変えても108個に関連させていることから、煩悩を払うための強い意味合いがあることが分かるはずです。

また、正式な数珠はいくつかのパーツによって構成されており、それぞれに意味があります。中心にある親珠は釈迦如来や阿弥陀如来をあらわし、主珠と呼ばれる108個の珠は百八尊や百八煩悩をあらわすでしょう。

弟子珠と呼ばれる房についた小さな珠20個は十大弟子と十波羅密、十大弟子と十菩薩、房のいちばん上にある珠は菩薩、中通しの紐は観音菩薩をあらわしています。

数珠のパーツは仏様を意味するもので構成されていることも知っておくと良いでしょう。
通夜や葬儀の際に使用する前に数珠の意味を確かめておき、込められた意味をかみしめながら数珠を使うようにすることがおすすめだと言えます。


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